切迫早産で入院になったときのための入院グッズ準備リスト
2017/06/01
赤ちゃんが生まれてもいい時期は妊娠37週以降でこの時期を正産期とよびます。正産期になる前に頸管長が短くなっていたり、子宮口が開きかけていたりすると切迫早産という診断がされます。
症状が軽ければ自宅安静で様子を見ることがありますが、症状が深刻な場合はそのまま帰宅できずに入院することになります。切迫早産の入院はとても急なのです。
旦那さんに必要なものを持ってきてもらうにも、女性が使う物って男性は知らないことが多いので説明するのも一苦労です。
急な入院にも困らないように頚管長が短くなってるなど、切迫早産になりそうなことを言われた妊婦さんは早めに入院準備をしておきましょう。
以下、私が入院して必要だったと思ったものをまとめました。
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目次
切迫早産で急な入院にも慌てない!入院準備リスト
まずは入院予定の病院で何が用意されているか確認
グッズをそろえる前に、万が一入院したときの入院先で用意されているものを確認できると準備がしやすいです。病院のウェブサイトなどを見てみると情報が載っている場合があります。私が入院した病院ではタオルとパジャマのセットがレンタル(有料)できること、食事の際にお箸は用意してくれるので持っていかなくていいことなどが事前に確認できました。
入院グッズ
入院後、旦那さんやお手伝いしてくださる人に「あのカバン持ってきて!」の一言でわかるように、まとめて一つのカバンに入れておいてください。入院は個室ではなく相部屋に入る確率が高いので相部屋で過ごすことを想定しています。
パジャマ・タオル・下着
入院したらずっとパジャマですごします。パジャマといってもゆったりした楽な格好でいいので必ずしも「いかにもパジャマ」という服でなければならないというわけではありません。私が入院している間、他の妊婦さんで楽チンそうなワンピースを着ている人やティシャツにスウェットパンツのような服装の人もいました。私は病院にレンタルパジャマがあったので利用しました。ワンピース型のパジャマで、入院中は内診が何度もあるので丈が長いのはよかったです。
産後にも使える授乳しやすいマタニティパジャマを用意するのもいいと思います。でも入院する期間が長いと季節が変わって産後使えなくなってしまうこともあるので注意です。
タオルや下着も洗濯できる回数を考えて必要枚数を用意しておきましょう。ただ、日頃使っているものをバッグに入れておくのは面倒なので、旦那さんに場所をしっかり伝えておけるといいですね。
洗面用具・基礎化粧品
シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯磨き粉、歯ブラシ、クレンジングフォーム、洗顔料、化粧水、乳液、爪切り、綿棒、コンタクトケア用品など。入院当日はシャワーを浴びられないこともありますがお化粧を落としお顔だけはさっぱりしたいですね。
洗面用具をまとめるカゴ
シャワーのあと、シャンプーやリンスをまとめておけて濡れてもいいカゴや袋などがあると便利です。100均で買えます。
ドライヤー
病院で借りれるかどうか確認して必要なら持って行きましょう。私は病院で借りることができましたがシャワーのたびにナースステーションに借りに行かなければならず、それが面倒だったので持参しました。
化粧道具
入院中は化粧をしませんが、退院時に必要かもしれません。旦那さんにコスメの一つ一つを説明するのはとても大変なので日頃からポーチにまとめておくといいですね。
スリッパ
シャワーのあとは濡れるかもしれないので、布製ではないものがおすすめです。
コップやお箸
食事の時に必要ですが、病院によっては貸し出してもらえるので、確認してなければ持参しましょう。
私の場合、お箸もコップも食事にセットされていたので食事中は必要ありませんでしたが、日中お茶を飲むのに100均で購入した使い捨て紙コップを使っていました。使い捨てだと洗わなくていいので楽でした。
箱テッシュ
テッシュは生活必需品ですね。一箱バッグに入れておきましょう。
お金
テレビカードを買ったり自動販売機で飲み物を買ったりするので小銭や1000札を用意しておいてください。盗難が心配なので大金は不要です。
イヤフォン
テレビを観るときやスマートフォンで動画を観るときなどに必要です。
充電器・延長コード
スマホの充電器は必須ですね。コンセントが遠い場合があるので延長コードもあったほうがいいです。
メガネ
入院中はコンタクトレンズの使用が禁止の場合があります。メガネを用意してください。
体温を調節するもの
相部屋だとエアコンの調節が自由にできません。暑い時期ならうちわ、寒い時期なら羽織るものなどがあれば便利です。
点滴をすると体が火照って暑いのでよくうちわを使っていました。
おりものシート・尿漏れパッド
これも旦那さんに買ってきてもらいにくいものです。必要な方は用意しておくといいと思います。
緊急ではないけどあった方がいいもの
小さいバッグやポーチ
自動販売機や売店などでちょこっと病院内を出歩くときに財布やスマートフォンをまとめて持つのに便利です。
マスク
空調がかかっていると乾燥して喉が痛いことがありました。
汗拭きシート
切迫早産で入院した場合、安静にするため毎日シャワーを浴びることができない場合があります。その場合、汗拭きシートで体を拭くとすっきりします。シャワーが浴びられない場合に、体を拭くための蒸しタオルを貸してくれる病院もあるのでその場合はそんなに必要ではありません。
圧着ソックス
妊婦さんは就寝中に脚がつりやすいですよね。圧着ソックスを履いて寝ると予防できます。冷え予防にも良かったです。産後、人によっては脚がむくみやすくなるので一つ用意しておいてもいいと思います。
寝ながらメディキュット フルレッグ M(MediQtto Sleep Full Leg M)
抱き枕
長時間ベッドの上にいるので、抱き枕があると楽に寝られます。
ウェットテッシュ
無くてもいいですがあると便利です。私は食事のとき机の上を拭いたり手を拭いたりするのに使っていました。
暇つぶしグッズ
長い入院生活は本や編み物など暇つぶしグッズは必須です。
私が使った暇つぶしグッズを別ページにまとめました。
【関連記事】切迫早産で入院中の暇つぶしはこんなことをしました
最後に
実際に入院になって
私の場合、以前より頚管長の短さは指摘されていたものの、9ヶ月に入ってすぐの妊婦健診でおそらく大丈夫だろうと言われていたのに、その次の妊婦健診時、 「子宮頚管長が短くなっています。入院しましょう。」と言われ入院することになりました。すぐに車椅子で入院病棟に運ばれそのまま退院まで入院しているフロアから出ることはできませんでした。自分だけでは売店に買い物にいくこともできない状態です。
入院当日、夫にまとめておいた荷物を持ってきてもらいました。普段よく使うものはバッグから出してしまっていたのですがある程度準備していたので夫に説明がしやすく、本当に準備しておいて良かったと思いました。
後から思いつきましたが、日頃から使っているもので入院時にも持って行きたいものはバッグに入れておくのは面倒ですので、スマホで写真をとっておき、もし入院になったときに旦那さんに写真を送り見てもらうと説明がしやすいと思いました。
私は毎日使う基礎化粧品や化粧道具をバッグにまとめていなかったので、夫がLineのビデオ通話でそれらを置いてある場所を映しながら私が指示するという方法でなんとか目的のものを持ってきてもらいました。化粧水や乳液、ファンデーションやマスカラ、アイブロウなどほんとうに男性はわからないものです・・・。
入院するかどうかわからない状況で準備をするのは大変ですが、出産時の入院でも使えるものなのでなるべく早めに準備しておいくださいね。