かぎ針編み超初心者の私が、ベビー用ニットを編めるまでにやったこと
2017/09/28
赤ちゃんを授かるとなにか手作りのものをプレゼントしたい!と思いますね。
私も娘を授かった時にそう思いました。しかし、これといって得意なことがなかったので、今からでもできそうなことを探しました。それがかぎ針編みでした。編み物は小学生のときに棒針でマフラーを編んだきり(しかも途中で飽きて完成しなかった)。
教えてもらえる人もおらず独学でした。何から始めたらいいか全くわからなかったのですが、とりあえず初心者向けの本と必要な道具を買って始めることにしました。
その結果、ひとりでもおくるみ、帽子、ベビーシューズ、あみぐるみなどを作ることができました。
その手順と買った道具などについてお伝えします!
目次
まずは初心者向けの本を買いました。
独学なのでまずは本が必要ですね。超初心者の私が買ってよかったと思った本はこちらです。
私がこの本を買った理由は、写真と絵をたくさん使い、編み方を丁寧に説明してくれていてわかりやすいところと、初心者がつまづくところをQ&A方式で説明してくれていることです。
Q&Aの一番目が「くさり編みすらうまくできません(涙)」というものです。
くさり編みとはたいていのものを作るときに一番最初に必ず行う編み方です。それすらできない人向けなのです。
この本のおかげで、一人でもかぎ針編みのいろいろな編み方を知ることができました。私はこの本に出会わなければ独学でできなかったかも!と思うぐらい勉強になった本です。
かわいい赤ちゃんニットが載っている魅力的な本がたくさん売られていますが、初心者はまずそれを買ってはいけません(笑)ぜひこちらのような初心者向けの本をかってください。
いきなり赤ちゃんニットの本を買ってしまうとその難しさに挫折してしまいます。
それは主に編み図を見るもの、もしくはかわいい赤ちゃんニットを眺めてテンションを上げるものだと思ってください。
本を手に入れたら次は道具!これさえあれば編める!道具編
飽きずに続けられるかどうかわからなかったので、できるだけ少ない道具で始めようと思いましたが最低限この3つは必要でした。
かぎ針
必須のかぎ針です。いろんな種類がありますが、私のオススメはハマナカのアミアミ両かぎ針ラクラクです。グリップがついてにぎりやすく疲れにくいです。グリップが色分けされてて見やすいのも特徴です。
5本セットがおすすめですが、まずは4-6号(オレンジ)と5-7号(黄色)があればベビー用品のだいたいのものを作ることができます。
とじ針
毛糸の後始末につかいます。セットになっているものだと、毛糸に合わせて使い分けられるので便利です。
段目リング
次の段に行く時や、糸をつける場所の目印なんかに使います。
私はこれがないと知らない間に目が減っていたり、どこが始まりだったかわからなくなったりして綺麗に作品ができあがりません。初心者には必須です。
100円ショップで買ったのを使っていたのですが、作りが荒く、毛糸に引っかかったり、気がつけば抜けていたりして不便だったのでハマナカのものを買い直しました。
その他
上記の3つがあればベビー用品はできます!必要があれば下記のものを揃えてください。
- ハサミ
- メジャーか物差し
- 段目カウンター 段数を数えます。なくても大丈夫ですが大作を作るときにあると便利です。
必要な道具がセットになっているものもあります。
ただ、知らないメーカーなので使い心地はどうなのでしょうか。お手ごろに始めたい人には良さそうです。
毛糸はどれにする?
はじめは練習用に使うので品質にはこだわらなくていいと思います。並太〜極太の毛糸で、明るい色が初心者向けです。濃い色やモコモコしている毛糸は目数が数えにくいので最初は避けます。100円ショップのものでいいでしょう。
本と道具を揃えたら、まずは練習!
本と道具がそろったら練習をはじめます。
本にはいろいろな編み方の練習ができるコースターほどの大きさの編み図が載っていますので、それらを数個編んでみます。小さい作品なのですぐにでき、達成感を味わうことができます。
私は6個つほど編んでからベビーニットにチャレンジしました。
次に編みたい作品の編み図に従って編んでいきます。
練習をして、なんとなく編み方がわかってきたら、カーディガン、帽子、おくるみ、ベビーシューズなど赤ちゃんのために編みたい作品の編み図が載っている本を買ってください。
私はまずおくるみを編みました。70センチほどの大きさで初めてにしては大作だったのですが、単純な編み目の繰り返しだったので編むのは簡単でした。
こちらの本の作品です。
表紙のポンチョがとても可愛らしいです。作品は簡単なのが多く、この本の編み図を見ながらあみぐるみやベビーシューズ、帽子などを編みました。タイトルどおり、はじめての方におすすめの本だと思います。
ベビーシューズといえばこちらの本。
michiyoさんの作品でセンスのある素敵なベビーシューズがたくさん載っています。棒針の編み図もありますが、3分の2ぐらいがかぎ針編みです。切迫早産で入院中にこの本に載っているベビーシューズをせっせと編んでいました。
毛糸はできるだけ本の作品と同じものを購入しましょう。
本に使用されている毛糸がすでに廃盤になっていることがあります。そいういう場合は、手芸店の店員さんに本を見せて、「これが編めそうな毛糸が欲しい」と相談してみてください。ぴったりな毛糸を選んでくれます。
初心者がネットで毛糸を選ぶのは難しいです。本に載っている毛糸じゃないものを買う場合はお店で選んでくださいね。
まとめ
以上が、かぎ針初心者の私がひとりで赤ちゃん用品を編んだ手順です。
一人で始めようとすると、行き詰まったときに挫折しそうになりますが、基礎をしっかりと説明している本が一冊あると困ったときに助けてくれます。
いきなり作品にチャレンジせず、基礎からやってみるのが一人で続けるコツだと思いました。
初心者向けに編み方を説明された動画やホームページはたくさんありますが、基礎の基礎がわかっていないとそれらを見てもいまいちピンとこないと思います。
これから始めようと思う方はぜひ一冊初心者向けの本を手元に置いておいてみてくださいね。